一人ひとりに寄り添い、 模索し続ける支援のありかた。

Interview

岡 ゆみ

入社18年目 | 生活支援員

インタビュー本文

それぞれのニーズを尊重した支援を

前職では病院での受付事務を担当し、その後パートタイムとしてなぎの木園に入りました。途中から契約職員となり、グループホームの担当になってから10年弱が経ちます。普段の仕事内容は、利用者さんの見守りや相談、身の回りのお手伝いや、お金の管理などです。現在の入居者さんは全員で16名。そのうち一名はサテライト型グループホームという形式を取っています。一番長く利用されている方は15年。年代も、性別も、性格も、いろんな方が一緒に住んでいて、求めているニーズもまちまちです。自分が考える正解を押し付けるのではなく、利用者さん一人ひとりに寄り添うことが、難しくもあり、大切なことだと考えています。

「寄り添い」と「提案」の線引きを判断する難しさ

本当にいろんな方がいて、求める支援やコミュニケーションの取り方も、一人ひとり異なります。こちらが良かれと思って提案してみても、受け入れられないことは多々あります。ご本人が求めていることや、自己決定されることを尊重しつつ、生活の質を高めようとすることが、日々のなかでとても難しいと感じていることです。「こうすればもっと良くなるのに」と思うこともありますが、どうにかしたいと考えること自体が実は間違っていて、本当はその人のありのままを受け入れるべきなのかもしれません。一方で、すべて寄り添えば上手くいくわけでもないというのが難しいところです。

また、健康管理も大事な業務の一つですが、要望を上手く言語化できない方もいます。ご本人の言葉通りに受け止める部分と、過去の事実や性格などから推察して判断する部分、それらのバランスを探りながら、状況に応じた対応を心がけています。

小さな「ありがとう」が背中を押す

こちらから提案したことを受け入れ、外出や旅行をしたあとに「楽しかった」「ありがとう」と言っていただく瞬間があります。どんな支援が合っているのか悩みながら過ごしている分、そう言っていただいたときにはとても嬉しいです。職員も利用者さんも、お互いにしっかりと感謝を伝えることが、大切になるお仕事だと思います。

最初はこの業界のことを何も知らずに就職しましたが、長く続けることで自分も成長できたのではないかと感じています。人の話を丁寧に聞くこと。様々な人がいるということを知ること。自信を持って人前で話せるようになったこと。いくつもの学びや経験を重ねるなかで、何か利用者さんのためになることを一緒にできれば、という想いも自然と湧き上がるようになっていました。

新しい視点からの、新鮮な意見を現場に活かしたい

現在のグループホームの職員は、多くが私と同年代です。長く働き、利用者さんとの関係が築けている反面「あの人はこういう人」という考えが、知らず知らずのうちに固定化してしまっていることもあると思います。だからこそ、固定観念のない新鮮な視点を持ち込んでいただければ、支援の方法や利用者さんとの接し方を改善する大切なきっかけになります。利用者さんの生活の質を高めることが、私たちの願いです。新しい視点で見ていただき、もし今の支援の仕方が間違っているようであれば、積極的に意見を取り入れて変化していきたいと思っています。

1日の仕事の流れ

Schedule

出社・引継ぎの確認

前日の担当者が記録した日誌を読み、利用者さまの変化や困りごとを確認。

12:15

事務作業

お金の管理などの事務作業。

13:00

生活支援

利用者さまとの一般的な会話や、困りごとの相談を直接受ける。入浴支援等、必要な個別支援を行う。

15:30

夕食

夕食時の見守りや、食事についての困りごとに対応する。

17:45

巡回・生活支援

三棟あるグループホームの巡回。利用者さまの状況を確認し、必要があればサポートを行う。

19:00

退勤

21:00

プロフィール

Profile

岡 ゆみ

  • 入社18年目
  • 生活支援員
出身地
和歌山県那智勝浦町
My Action
自分の物差しで測らない
無理をせず、できることを丁寧に

私は、障害福祉の仕事に携わって18年になります。パート職員として福祉の現場に入り、経験を重ねて常勤職員へと歩んできました。入所施設、通所施設での勤務を経て、現在はグループホームで利用者の皆さまの日常生活を支援しています。私のモットーは「無理せず、できることを丁寧に」。一人ひとりに寄り添い、安心して暮らせる環境づくりを心がけています。

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